インターネットは、本当に便利で楽しいです。
今では、どこに行くのにも欠かせないです。
パソコンでもインターネット、携帯やスマホでもインターネット。
本当に生活の一部どころか生活の中心になっている人もいるでしょう。

しかし、インターネットが普及しだした1990年代後半当時も、現代も、インターネットにまつわる事件・犯罪が後を絶ちません。

特に未成年、そして、携帯電話やスマートフォンに関連した事件が多いのも特徴の1つではないでしょうか?

インターネットでの犯罪は、いわゆる『出会い系サイト』による犯罪が多いように思われますが、実は、それ以外も多いようです。

1つ例をあげると、数年前に問題になっていた『プロフ』です。
そこから援助交際に発展してしまったり、プロフ内でのやり取りでトラブルになり、傷害事件が発生したり、いじめ問題が起こったり、プロフ社会問題となり、がニュースで連日取り上げられていた頃、本当に怖い時代だなと思ったのを覚えています。

※プロフとは?
「プロフ」とは、プロフィールサイトの略で、自己紹介・個人アピールサイトのことです。
携帯電話から簡単に作ることができるのが特徴で、そのため、多くの子供たちが利用し、自分のプロフを作成していました。
名前、学校名、居住地、生年月日などの個人情報や、顔写真を公開する子供達もいて、
そういった無防備な性質から、上記のような犯罪に発展するケースが増えて社会問題になりました。

「出会い系サイト規制法」(正式名称は「インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律」といいます。)のおかげで、未成年が巻き込まれるインターネット犯罪は抑止されつつあるとは思いますが、すさまじいスピードで時代が変わっていくのがインターネットの世界ですので、決して安心はできません。

話はそれますが、この「出会い系サイト規制法」が施行されて、かつて大人気だった出会い系サイトのスタビ(スタービーチ)が閉鎖に追い込まれましたね。
社会のことを考えると仕方ないことですが、あれは、少し残念な気もしましたね。
おそらくあれほどの利用者がいると、未成年にサービスを使わせないといった対応がしきれないという判断のもと、閉鎖になったのだと思います。
不特定多数を相手にする巨大の無料で登録できる携帯出会い系サイトでしたので、続けていたら、続けていたで、危険だったと思うので、最良の判断でしょうね。
話を戻しますが、インターネットは、私たちの生活に欠かせない便利なツールなのですが、常に危険と隣り合わせなのは、現実です。

未成年に限った話ではありません。

法律は、ある程度私たちを守ってくれますが、その法律が追い付けない速さで移り変わっていくのがインターネットの世界です。

インターネットを利用するにあたって、私たちは、しっかりと『自己管理力』『防衛力』を身に付ける必要があるのです。